訪問診療

訪問診療部

問い合わせ先


ごあいさつ
通院が困難な重症心身障害児・者の方や自宅で療養を続けたい医療的ケア児の方のもとに、医師と看護師が定期的に訪問して、お一人おひとりに応じた医療サービスを提供します。また、かかりつけ医師、訪問看護ステーション、調剤薬局や福祉関係など関連の方々と緊密に連携し、皆さまの暮らしを支援します。

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訪問診療部みらい 所長 楢原 幸二


理念

医療的ケア児、重症心身障害児・者の方が、住み慣れた自宅で安心して生活が送れるように、定期的に訪問診療を行い、健康観察や病状に応じた診療をいたします。


旭川荘療育・医療センター 訪問診療部みらいの特徴
  1. 医療的ケア児、重症心身障害児・者に特化しています。
  2. 医療と福祉(短期入所、施設入所、通所事業等)の連携を密に取ります。
  3. 岡山市、赤磐市等を対象地域とします。
  4. ご自宅へ月2回程度、定期的に訪問し診療を行い、日々の健康管理をサポートします。

訪問診療とは

毎週〇曜日の〇時に約束して、医師と看護師が訪問の上、診療いたします。1週間あるいは2週間に1回の割合で、定期的かつ計画的に訪問し、診察、治療、薬の処方、療育上の相談や指導などを行っていきます。通常月に2回の訪問診療を行うことで、容態悪化の早期発見や予防が容易になり、自宅や施設での長期療養が可能になります。
 また、患者さまやご家族の方からご相談を受けた時点で、これまでの病歴、現在の病状や合併症などを詳しく伺うとともに、関係医療機関からも情報収集を図ります。その上で、どのような治療を受けられたいか、ご家族の介護力や経済的な事情なども詳しく伺いながら、診療計画、訪問スケジュールをたてていきます。なお、急変時や病状悪化時には緊急に訪問し、入院の手配を行ったりするなど、臨機応変に対応します。このような意味で、訪問診療は在宅療養を続けたい
患者さまにとって、安心と信頼が置ける「第一のかかりつけ医」とみなすことができます。


往診とは

訪問診療は往診と混同されがちです。訪問診療は定期的に訪問し、患者さまを診察し医療行為を提供するものです。一方、往診とは突発的な病気や怪我で通院できない患者さまの要請を受けて、医師が緊急に自宅に伺って診療するものです。救急車を呼ぶほどでない場合など、普段からお世話になっているホームドクターにお願いして診察にきてもらうもので、基本的には困った時の臨時の受診手段です。訪問診療は計画性、包括性および継続性の観点から往診とは全く異なるものです。


診療内容

基本的な診察のほか、予防接種、胃瘻交換、経鼻栄養カテーテル交換、人工呼吸器管理、気管カニューレ交換、在宅酸素療法管理、人工肛門管理、膀胱瘻管理、導尿、持続的尿道カテーテル管理、褥瘡管理、点滴、注射、中心静脈栄養管理などの処置も行うこともできます。また、ご希望があれば、予防接種や健康診断のための簡単な検査も可能です。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。


診療日・診療時間

  • 診療日:月・水・金曜日 9時00分~17時00分
  • 電話対応可能な日:月~金曜日 9時00分~17時00分
  • 休業日:土曜日、日曜日、祝日、12月29日~1月3日※ 時間外・休業日は電話での対応ができません。
今後、診療日を平日毎日とし24時間相談が可能となるように、体制を整備する予定です。


利用料金

    • 医療保険ご利用の方
      保険証の負担割合により 1~3割負担 特定医療費(指定難病)制度、小児慢性特定疾病医療制度、
      公費負担制度では自己負担上限額が設けられています。乳幼児医療など
    • 生活保護受給者
      医療券

※ 交通費はいただきませんが、駐車料金が発生した場合は診療費と一緒に請求させて頂きます


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利用可能な地域

岡山市・赤磐市などを対象地域とします。以下の範囲は目安です。

スタッフ紹介

センター所長
医 師  楢原 幸二 (小児科)
医 師  神﨑 晋 (小児科)
医 師  新井 禎彦 (心臓血管外科)
医 師  片山 雅博 (小児科)
医 師  溝口 好美 (小児科)
嘱託医師 横山 裕司 (小児科)
嘱託医師 鷲尾 洋介(小児科)


その他スタッフ

看護師
栄養士
薬剤師
検査技師
医事事務員
アシスタント
運転手

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よくある質問

年齢、性別、疾患、程度を問わずに診療させて頂きます。
旭川荘療育・医療センターから車で約30分の範囲(半径16㎞)の方
重症心身障害児者の方
ご自宅での療養を強く希望される方
病院への通院が困難な方
寝たきりの方、または寝たきりに準じる状態の方
退院後、ご自宅で療養生活を送られる方
ご自宅での在宅酸素やカテーテルなどの医療管理が必要な方

休日・夜間は対応することができません。二次救急病院に連絡するか、急を要する場合は救急車を呼んでください。祝日を除く月~金曜日の9時~17時は対応させて頂きます。まずはお電話ください。

在宅医療を開始した後にも、今までかかっていた先生に時々受診されたい方もおられます。専門的なことは今までの主治医の先生に、ご自宅での生活については私たちにという連携も積極的に取り組んでおりますので、継続して通院することもできます。

訪問診療は、健康保健が適応されます。具体的な費用は、それぞれお持ちの保険の種類により 費用負担が異なります。
交通費は頂きません。
院外処方になるため、薬局様との間で別途料金が発生することもあります。

当センターの管理栄養士による栄養指導を受けることができます。事前に現在のお食事や注入の内容、生活の状況について聞き取りをします。
管理栄養士がご自宅へ伺って、普段困っていることを直接相談できます。

各患者様の病状に応じてスケジュールを変更しています。なるべく予定の日時にお伺いしておりますが、急患対応や交通事情などにより遅れることがありますのでご了承ください。大幅に遅れることが予想される場合には、お電話を差し上げております。

薬剤師がご自宅に訪問する制度をご紹介します。薬の配達だけではなく、薬剤師さんへ相談したり、薬について指導を受けることもできます。

訪問診療は、健康保健が適応されます。具体的な費用は、それぞれお持ちの保険の種類により 費用負担が異なります。
交通費は頂きません。
院外処方になるため、薬局様との間で別途料金が発生することもあります。


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相談・申し込み方法

1.まずはかかりつけ医療機関で訪問診療についてご相談ください。その際に当院宛の紹介状を依頼してください。※かかりつけ医療機関(病院)で専門科の診療を受けながら、当院からの訪問診療を受けていただくことも可能です。

矢印のイラスト

2.お電話・FAXにて訪問診療のご相談・お申し込みを承ります。
その際に、日頃のご様子やご連絡先をおうかがいします。お申し込みの際には、申込用紙(こちら)をFAX、またはホームページ下記の申し込みフォームをご利用ください。

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3. 事前訪問
ご自宅にて医師や看護師から診療システムや内容、費用負担などの説明をします。また、病気のことだけではなく、ご家族の構成や社会的背景、ご希望を踏まえて在宅での療養についてご家族の皆さまと共に決めてまいります。

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4.定期訪問開始

問い合わせ先

    訪問診療部みらい 申し込みフォーム

    フォーム入力後「送信ボタン」を押してください。





    生年月日

     










    気管切開人工呼吸器胃瘻レビンチューブ導尿人工肛門褥瘡


    外来通院困難その他


    外来通院中入院中訪問診療を受けているかかりつけ医がいない


    紹介者(記入者が家族ではない場合)は以下をご記入ください




     

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